スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Asadal (Holborn)

アサダルはニューモルデンに本店がある。ロンドン韓国料理店の老舗だと聞いている。ニュースダイジェストなどに広告を出しているのでご存知の向きも多いかと思う。

ニューモルデンで高い評価を受けていたアサダルは、2002年暮れか2003年か記憶が定かでないがクロイドンCroydonに支店を出す。立地はクロイドンのレストランストリートと呼ばれるエリアで、他店との競合が非常に激しい場所だった。韓国料理屋こそなかったが中華・和食(これはインチキ)・インド・タイ・イタリア・スペイン・メキシコと標準レベル以上の店が軒を連ねる。

残念ながらアサダルクロイドン支店は一部固定ファンに惜しまれつつ早々に店を畳んだ。確かにいつも空席が目立ったし、ある時期以降潰れるのは時間の問題ではないかと噂されてもいた。

僕が思うに失敗の理由は2つ。
・若い英国人にも受けそうな洒落たインテリアにしたこと。
・本店のおばちゃんを出向させなかったこと。

クロイドンで日本人と韓国人のみをターゲット客にしては経営が成り立たないのは明らかだ。ローカルの若年層を狙い従業員をバイトの若者で編成した戦略は理解できる。しかし結果として失敗した。ローカルに根付かせるほど韓国料理はまだポピュラーでなかったのかもしれないし、単に立地の問題だったのかもしれない。

ホルボーン進出に際してアサダルは戦略をまったく変えてきた。
・モダンで美しいがチャングムを思わせる宮廷風内装。
・本店のおばちゃん投入。

レストランレビューを読むと、おばちゃん(チーフウェイトレス)が酷評されている。それはまあそうだろう。確かに愛想は良くないし頼んでもいない皿を半強制的に注文しようとしたりもする。しかしそれこそが韓国のおばちゃんたる所以であるし、ホルボーン店が繁盛している理由ではなかろうか。あのおばちゃんこそが味のレベルを保つために重要な役割を担っていると僕は推察している。

■キムチ前菜
美味い。プレゼンテーションも素晴らしい。お代わり自由。評価4。

■パジョン(チヂミ)
表面パリパリ中身しっとり。絶品。評価5。

■チャプチェ
胡麻油が効果的。評価5。

■ユッケジャン
未確認。

■石焼ビビンバ
未確認。

■その他
焼肉イマイチ。餃子なかなか。冷麺美味。

これは僕の仮説だが、韓国人が好む店と僕(日本人)が好む店は違うのかもしれない。パリのベトナム料理は絶品だが、ベトナムのベトナム料理はそれほどでもないと聞く。逆にベトナム人にとってはKingsland Roadの店こそが本物で、King StreetのSaigon Saigonは邪道なのかもしれない。

Cah ChiやHamgipakが韓国にある韓国人が好きな店であり、このAsadal HolbornやHan Kookは日本食で言えばNobuのような存在なのかもしれない。僕は現時点でアサダルホルボーン店をロンドンでナンバー1の韓国料理店と見ているが、これに賛同する韓国人は少ないのかもしれない。

話を戻してアサダルだが、ニューモルデン本店のレベルが低下していると聞く。最近ご無沙汰なので断言できないのだが、本当だとすればおばちゃんの不在が原因ではないだろうか。
http://www.london-eating.co.uk/6262.htm

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

ページの先頭へ戻る
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。